大規模地震時医療活動訓練~住吉区大領小学校避難所~

2017年7月29日

大規模地震時医療活動訓練における避難所訓練が住吉区大領小学校にて行われました。

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今回の避難所訓練には、当センターDMATが訓練企画の段階から参加しており、当日もコントローラーとして参加しました。


通常の医療活動訓練は、傷病者役として医療関係の学校の学生に依頼をします。
大領小学校の避難所訓練では、恐らく全国初となる地域の住民の方約100名にご協力いただき、想定を付与し避難者役として参加していただきました。


実災害時に避難所を運営のメインとなるのは、地域住民の方となります。
熊本地震の際にも、多くの避難所が設置され、各避難所に様々な医療関係者が訪問し支援を行いました。今後の災害に置いても同様のことが考えられます。しかしながら、地域住民と各団体との連携訓練は、まだまだ少ない現状にあり、地域住民においても、また各団体に置いても、今回の訓練は非常に関心の高い訓練となりました。


大規模地震時医療活動訓練との連携の為、同じ発災二日目を想定としました。
大領小学校からの情報が住吉区災害対策本部に全く入っきておらず、住吉区保健師が調査をするという設定から訓練開始しました。

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住吉区保健師による避難所スクリーニングを行い、医療ニーズがあると判断され、避難所→住吉区災害対策本部→大阪市災害対策本部→大阪府災害対策本部の順で医療班の要請が行われます。その後、医療救護班等が派遣され、避難者役の方々に診察や、各種団体の体験を受けていただきました。


当日行われた主なイベントとしては、
・全日本病院協会災害時医療支援活動班(AMAT)による診察
・薬事トリアージ/大阪府薬剤師会

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・弾性ストッキング体験

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・ラップポン使用体験

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・ダンボールベッド体験

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・避難所における栄養管理

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・避難所子供新聞作成

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・物資受援訓練

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など、どの内容も長期化する避難所生活において欠かせない内容ばかりでした。

訓練最後には住吉区朝川区長に総評をしていただきました。

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当日は非常に暑く、熱中症も心配されましたが、けが人もなく無事終了しました。
訓練にあたりご尽力いただいた、大阪府職員の方々、大阪市職員の方々、住吉区職員の方々ならびに住吉区住民の方々、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。